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搾
ふりがな文庫
“搾”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しぼ
92.8%
し
3.6%
すぼ
2.2%
と
0.7%
シボ
0.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しぼ
(逆引き)
おもしろそうに唄ったり
囃
(
はや
)
したりしているうちはよかったが、しまいには取組合いの喧嘩を始めた。上さんが
金切声
(
かなきりごえ
)
を
搾
(
しぼ
)
って制する。
世間師
(新字新仮名)
/
小栗風葉
(著)
搾(しぼ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
し
(逆引き)
年末のせいで、蝋
搾
(
し
)
めは一
槽
(
そう
)
しか立っていなかったが、
櫨
(
はぜ
)
の実を蒸す匂いは、いつものように、温かく小屋の中に流れていた。
次郎物語:01 第一部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
搾(し)の例文をもっと
(5作品)
見る
すぼ
(逆引き)
鉛色
(
なまりいろ
)
の谷窪の天地に木々は
濡
(
ぬ
)
れ
傘
(
がさ
)
のように重く
搾
(
すぼ
)
まって、白い
雫
(
しずく
)
をふしだらに垂らしていた。崖肌は黒く湿って、またその中に水を浸み出す砂の層が大きな
横縞
(
よこじま
)
になっていた。
金魚撩乱
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
搾(すぼ)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
と
(逆引き)
して来たぜよ。——何だと思う? 分るめえが、牛だよ、しかもすばらしい牝牛だ。畑にも使えるし、乳も
搾
(
と
)
れる
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
搾(と)の例文をもっと
(1作品)
見る
シボ
(逆引き)
紫雲は一筋長くたなびいて、中央根本堂とも見える屋の上から、
画
(
カ
)
きおろされた。雲の上には
金泥
(
コンデイ
)
の光り輝く
靄
(
モヤ
)
が、漂ひはじめた。姫の命を
搾
(
シボ
)
るまでの念力が、筆のまゝに動いて居る。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
搾(シボ)の例文をもっと
(1作品)
見る
搾
常用漢字
中学
部首:⼿
13画
“搾”を含む語句
搾取
搾取者
搾木
壓搾
圧搾空気
乳搾
搾出
圧搾
振搾
狭搾
空氣壓搾喞筒
牛乳搾取業者
油搾木
搾牀
空氣壓搾喞筒等
搾滓
身搾
錻力圧搾機
搾取手段
搾取力
...
“搾”のふりがなが多い著者
小林多喜二
内田魯庵
橘外男
牧野富太郎
有島武郎
葉山嘉樹
佐左木俊郎
南方熊楠
アントン・チェーホフ
蒲原有明