“搾出”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さくしゆつ50.0%
しぼりだ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あらず、彼を生み出したる独逸の国民的自覚と、民族的理想と自由の精気と堅忍進取の覚悟の萌芽を四千余万の頭脳より搾出さくしゆつし得べきや否や。
渋民村より (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
談話するにさえ一言一句を考え考え腹の底から搾出しぼりだし、口先きでお上手じょうず胡麻化ごまかしをいう事が決して出来なかった。
二葉亭四迷の一生 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)