“シボ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:しぼ
語句割合
60.0%
20.0%
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一つ色のものだけが、一時に咲き出して、一時にシボむ。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
紫雲は一筋長くたなびいて、中央根本堂とも見える屋の上から、きおろされた。雲の上には金泥コンデイの光り輝くモヤが、漂ひはじめた。姫の命をシボるまでの念力が、筆のまゝに動いて居る。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
リョウノ太キ格子コウシヘダテテ訪ネ来ル手ハ、黄八丈キハチジョウノ着物ニ鹿シボリノ広帯ヲ締メ、オ河童カッパニ三ツノアカキ『リボン』ヲ附ク、今ヨリ約十八年ノ昔ナリ。名乗リ出デヨ吾ガ双生児ノ同胞ハラカラ
三人の双生児 (新字新仮名) / 海野十三(著)