“しぼり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
91.7%
汁絞器4.2%
絞衣4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
染色そめいろは、くれない、黄、すかししぼり、白百合は潔く、たもと鹿の子は愛々しい。薩摩さつま琉球りゅうきゅう、朝鮮、吉野、花の名の八重百合というのもある。
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
薬鑵やかん、肉ひき機械、珈琲コーヒー沸し、テンピ、くるみ割り、レモン汁絞器しぼり三鞭酒シャンペンシュ、ケチャップ・ソース、上靴、小蒲団クッサン、ピジャマ、洗面器、マニキュア・セット、コロン水、足煖炉、日章旗、蓄音機
おまけに先月あらいざらい何もかも無くしてしまってからあ、寒蛬こおろぎの悪くきやあがるのに、よじりもじりのその絞衣しぼり一つにしたッぱなしで、小遣銭こづけえぜにも置いて行かずに昨夜ゆうべまで六日むいか七日なのか帰りゃあせず
貧乏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)