“小蒲団”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こぶとん75.0%
クッサン25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふと見ると、屏風の蔭に、友禅ゆうぜん小蒲団こぶとんをかけて、枕元に朱羅宇しゅらおのきせるを寄せ、黒八を掛けた丹前にくるまッていた男がある。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
金網のかかっている大きな唐金からかねの火鉢である、それへ、紅殻染べんがらぞめ小蒲団こぶとんをかけさせた。
べんがら炬燵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
誠に目を驚かすばかりの殷賑はんじょう、昼は犬を連れて氷河のそばで five o'clock tea、ホテルの給仕バレエ小蒲団クッサンを持たせてブウシエの森でお仮睡ひるね
薬鑵やかん、肉ひき機械、珈琲コーヒー沸し、テンピ、くるみ割り、レモン汁絞器しぼり三鞭酒シャンペンシュ、ケチャップ・ソース、上靴、小蒲団クッサン、ピジャマ、洗面器、マニキュア・セット、コロン水、足煖炉、日章旗、蓄音機