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唐金
ふりがな文庫
“唐金”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
からかね
94.4%
から
5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
からかね
(逆引き)
亭主
(
ていしゆ
)
は五十
恰好
(
がつかう
)
の
色
(
いろ
)
の
黒
(
くろ
)
い
頬
(
ほゝ
)
の
瘠
(
こけ
)
た
男
(
をとこ
)
で、
鼈甲
(
べつかふ
)
の
縁
(
ふち
)
を
取
(
と
)
つた
馬鹿
(
ばか
)
に
大
(
おほ
)
きな
眼鏡
(
めがね
)
を
掛
(
か
)
けて、
新聞
(
しんぶん
)
を
讀
(
よ
)
みながら、
疣
(
いぼ
)
だらけの
唐金
(
からかね
)
の
火鉢
(
ひばち
)
に
手
(
て
)
を
翳
(
かざ
)
してゐた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
金網のかかっている大きな
唐金
(
からかね
)
の火鉢である。それまで、この広い
上
(
かみ
)
之間と
下
(
しも
)
之間に、火の気はなかったのである。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
唐金(からかね)の例文をもっと
(17作品)
見る
から
(逆引き)
主人八郎兵衛と番頭、度を失って挨拶も忘れたものか、
蒼褪
(
あおざ
)
めた顔色も
空虚
(
うつろ
)
に端近の
唐金
(
から
)
の
手焙
(
てあぶ
)
りを心もち押し出したばかり——。
釘抜藤吉捕物覚書:09 怨霊首人形
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
唐金(から)の例文をもっと
(1作品)
見る
唐
常用漢字
中学
部首:⼝
10画
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
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林不忘
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