釘抜藤吉捕物覚書くぎぬきとうきちとりものおぼえがき09 怨霊首人形09 おんりょうくびにんぎょう
がらり、紅葉湯の市松格子が滑ると、角の髪結海老床の親分甚八、蒼白い顔を氷雨に濡らして覗き込んだ。 「おうっ、親分は来てやしねえかえ、釘抜の親分はいねえかよ。」 濛々と湯気の罩った柘榴口から、勘弁勘次が中っ腹に我鳴り返した。 「なんでえ、いけ …
作品に特徴的な語句
こえ たて 関係かかりええ むげ 群集ひとだかり さき こや さえ てん 嫉妬やっか かじ まみ 発見めっ しら ねた だか 呆然つくねん つぶ 切断きりはな 永久とわ 行動うごき 迷子めえご かす 容色いろかたち こころ 死体たま 眼力めがね 習慣しきたり 関節ふし 上部うえ めえ はま 稼業しょうべえ 背景うしろ 顔付そっぽ せい おめ つい 屍骸むくろ 彎曲まが 最初はな もぐ 点滴したたり 無為しょうことなし 狂言からくり 界隈けえうええ ぬい 脅迫ゆすり ふせ 自家いえ 詐欺かたり 上下かみしも 些少すこし 交互かたみ 人間ひと 個所ところ 刀痕かたなきず 唐金から 地面じべた しら たくみ 庇下ひさし しん 悪戯わるさ 手焙てあぶ 断面きりくち 晴夜はれ 物盗ものとり 独言ひとりご 皆目まるきり 真相まこと こく こも くさ 舞台いた 茶利ちゃり 血泥ちみどろ 衝突ぶつか 表戸おもて 見得けんとく すか 鈍刀どす 闇黒やみ 雪意せつい かす つら しか 一入ひとしお 一夜ひとよ 一彩ひといろ 上場あがりば 上柄かみがら 上槇かみまき
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