釘抜藤吉捕物覚書くぎぬきとうきちとりものおぼえがき07 怪談抜地獄07 かいだんぬけじごく
近江屋の隠居が自慢たらたらで腕を揮った腰の曲がった蝦の跳ねている海老床の障子に、春は四月の麗かな陽が旱魃つづきの塵埃を見せて、焙烙のように燃えさかっている午さがりのことだった。 八つを告げる回向院の鐘の音が、桜花を映して悩ましく霞んだ蒼穹へ …
作品に特徴的な語句
逡巡たじたじ まわり 住宅ところ 自身てずから へい 風呂かま かさ 故障さしつかえ 態度こなし 習慣しきたり 交際づきあい 人為ひととな 殿どの むさ こわ 過去こしかた しゃ むろ 小指れこ くつが 最初はな 街路みち くびす 苗字なまえ はず 酒癖さけぐせ 将来さき つい 父親おやじ 自家いえ 堆高うずだか かしこま あぜ おろし 区画くぎり はが 端緒いとぐち 静寂せいじゃく 此里ここ あらた もと りょう 風流みやび 桜花はな がまち たず 記憶おぼ 何時なんどき 饗応もてなし 勤仕きんじ 清水きよみず こわ 怖気おぞけ うらら 剃刀そり 遅蒔おそま 晴天はれ 頭髪かみのけ ほうむ 蒼穹あおぞら かん 母親おふくろ 旱魃ひでり かたむ 元来もともと 先方むこう たま こす すが 素姓すじょう うち 経緯いきさつ 袖摺そです もつ 老舗しにせ 習癖くせ 肝腎かんじん もろ 脳裡のうり 美貌びぼう つくろ 車軸しゃじく 自家うち 自暴やけ ほころ 蔵前くらまえ つぼみ 葬式とむらい
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