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車軸
ふりがな文庫
“車軸”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しゃじく
62.5%
しやぢく
37.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しゃじく
(逆引き)
車軸
(
しゃじく
)
を流すという形容もおろか、馬も流され人も漂い、軍器も食糧もみな
水漬
(
みずつ
)
いてしまう。いや仮屋もたちまち水中に没し、山の上へ上へと移って行った。
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
だが、
車軸
(
しゃじく
)
を流すような豪雨も、小石を吹きとばす強風も、洞のなかではさほどおそろしいことではない。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
車軸(しゃじく)の例文をもっと
(5作品)
見る
しやぢく
(逆引き)
此時
(
このとき
)
今迄
(
いまゝで
)
は
晴朗
(
うらゝか
)
であつた
大空
(
おほぞら
)
は、
見
(
み
)
る/\
内
(
うち
)
に
西
(
にし
)
の
方
(
かた
)
から
曇
(
くも
)
つて
來
(
き
)
て、
熱帶地方
(
ねつたいちほう
)
で
有名
(
いうめい
)
な
驟雨
(
にわかあめ
)
が、
車軸
(
しやぢく
)
を
流
(
なが
)
すやうに
降
(
ふ
)
つて
來
(
き
)
た。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
母
(
はゝ
)
がまだ
存生
(
ぞんじやう
)
の
時
(
とき
)
だつた。……
一夏
(
あるなつ
)
、
日
(
ひ
)
の
暮方
(
くれがた
)
から
凄
(
すさま
)
じい
雷雨
(
らいう
)
があつた……
電光
(
いなびかり
)
絶間
(
たえま
)
なく、
雨
(
あめ
)
は
車軸
(
しやぢく
)
を
流
(
なが
)
して、
荒金
(
あらがね
)
の
地
(
つち
)
の
車
(
くるま
)
は、
轟
(
とゞろ
)
きながら
奈落
(
ならく
)
の
底
(
そこ
)
に
沈
(
しづ
)
むと
思
(
おも
)
ふ。
霰ふる
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
車軸(しやぢく)の例文をもっと
(3作品)
見る
“車軸”の意味
《名詞》
車軸(しゃじく)
車輪を支える回転軸。シャフト。
(出典:Wiktionary)
車
常用漢字
小1
部首:⾞
7画
軸
常用漢字
中学
部首:⾞
12画
“車”で始まる語句
車
車夫
車輪
車掌
車室
車前草
車蓋
車力
車駕
車座
“車軸”のふりがなが多い著者
佐藤紅緑
押川春浪
林不忘
泉鏡太郎
谷崎潤一郎
泉鏡花
吉川英治
海野十三