“雷雨”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
らいう90.0%
ゆうだち10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
母(はゝ)がまだ存生(ぞんじやう)の時(とき)だつた。……一夏(あるなつ)、日(ひ)の暮方(くれがた)から凄(すさま)じい雷雨(らいう)があつた……電光(いなびかり)絶間(たえま)なく、雨(あめ)は車軸(しやぢく)を流(なが)して、荒金(あらがね)の地(つち)の車(くるま)は、轟(とゞろ)きながら奈落(ならく)の底(そこ)に沈(しづ)むと思(おも)ふ。
霰ふる (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
果(はた)して間(ま)もなく雷雨(らいう)は、拭(ぬぐ)うが如(ごと)く止(や)み、山(やま)の上(うえ)は晴(は)れた、穏(おだや)かな最初(さいしょ)の景色(けしき)に戻(もど)りました。私(わたくし)は夢(ゆめ)から覚(さ)めたような気分(きぶん)で、しばらくは言葉(くち)もきけませんでした。
彼は雷雨(ゆうだち)になると、何もかぶらずに庭へ駈け出す子供だった。すると明るい髪の青い眼をした娘が二人、あとから追って来て雨に濡れる。彼らは喜んできゃっきゃっと笑う。
決闘 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
「あなたでしたの。もう雷雨(ゆうだち)はやんで?」
決闘 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)