“らいう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
雷雨90.0%
頼有10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたしの人生に夕べのかげがすでにし始めた時になってみると、あのみるみるうちに過ぎてしまった朝まだきの春の雷雨らいうの思い出ほどに、すがすがしくもなつかしいものが
はつ恋 (新字新仮名) / イワン・ツルゲーネフ(著)
勿論もちろん人死ひとじにが出来、家は雷雨らいうの中に焔々えんえんと燃えあがりました。これはスグスグ雷はいつもの調子で、針の上に落ちてみますと、針の下から地中へ行く道が作ってないのです。
科学が臍を曲げた話 (新字新仮名) / 海野十三丘丘十郎(著)
こうノ武蔵守師直、吉良左兵衛さひょうえじょう、桃井修理亮しゅりのすけ大高たいこう伊予守、上杉伊豆、岩松の禅師頼有らいう、土岐弾正、おなじく道謙どうけん、佐竹義敦よしあつ、ほか三浦、石堂、仁木
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)