“修理亮”の読み方と例文
読み方割合
しゅりのすけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今わたくしの手近てぢかにある系図には、一豊の弟は織田信長おだのぶながに仕えた修理亮しゅりのすけ康豊やすとよと、武田信玄たけだしんげんに仕えた法眼ほうげん日泰にったいとの二人しか載せてない。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
まもなく烏山修理亮しゅりのすけ、大井田式部があとを慕って追ッついて来る。また一ノ井兵部、厚東こうとう駿河守、堀口美濃守貞満も、満身、あけの姿で
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
五月七日の払暁、越前少将忠直の家臣、吉田修理亮しゅりのすけ光重はく河内の地に通じたるを以て、先陣として二千余騎を率い大和川へ差かかった。
真田幸村 (新字新仮名) / 菊池寛(著)