“修理大夫”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅりだゆう33.3%
しゅりのだいぶ33.3%
しゆりのだいぶ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
典侍の古い情人で今も男のほうが離れたがらないという噂のある修理大夫しゅりだゆうであろうと思うと、あの老人にとんでもないふしだらな関係を発見された場合の気まずさを思って
源氏物語:07 紅葉賀 (新字新仮名) / 紫式部(著)
然るに当時半井大和守成美やまとのかみせいびは献ずることをがえんぜず、その子修理大夫しゅりのだいぶ清雅せいがもまた献ぜず、ついに清雅の子出雲守広明ひろあきに至った。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
本文に四郎左衛門を回護したと云ふ女子薫子は伏見宮諸大夫若江修理大夫しゆりのだいぶむすめださうである。薫子の尾州藩徴士荒川甚作に与へた書は下の如くである。
津下四郎左衛門 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)