“大夫”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たゆう40.5%
たいふ32.4%
だゆう10.8%
だいぶ5.4%
たいぶ2.7%
だいふ2.7%
ますらを2.7%
ダイブ2.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中宮ノ大夫実衡の琵琶、大宮ノ大納言の、光忠宰相のひちりき、中将公泰和琴、また笛は右大将兼季、拍子は左大臣実泰。
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
遊女屋の二階で柔術の手を出して、若者拳骨をきめるという変り物でございますが、大夫が是にいらっしゃるのを知らないからの事さ
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
それでも次の日になればという期待を宮は持っておいでになったが、また朝になってから中宮大夫とまた多くの殿上役人が来た。
源氏物語:49 総角 (新字新仮名) / 紫式部(著)
しかし、君長の葬礼は宮人たちの手によって、小山の頂きで行われた。二人の宿禰と九人の大夫に代った十一の埴輪が、王のと一緒に埋められた。
日輪 (新字新仮名) / 横光利一(著)
松明んだ火串は円形にその草野を包んで立てられた。集った宮人たちには、鹿の肉片と、松葉で造った麁酒の酒がられ、大夫使部には、和稲から作った諸白酒が与えられた。
日輪 (新字新仮名) / 横光利一(著)
内大臣の息子たちである左少将少納言兵衛佐侍従大夫などという人らもこのおへ来るが、御簾の中へはいることは許されていないのである。
源氏物語:21 乙女 (新字新仮名) / 紫式部(著)
又後世に於て、民の、吾が故にりて、己が父母せりと言はむことを欲せじ。豈に其れ戦勝ちての後に、大夫と言はむ哉。夫れ身をて国を固くせむは、大夫ならざらむや。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
処が、翌月の事、家持の生前東宮大夫としてへて居た早良皇太子が、新都造営主任であつた藤原種継を暗殺せしめられた事件が起つた。
万葉集のなり立ち (新字旧仮名) / 折口信夫(著)