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火串
ふりがな文庫
“火串”の読み方と例文
読み方
割合
ほぐし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほぐし
(逆引き)
しかし、長羅の
頭首
(
こうべ
)
は重く黙って横に振られた。彼の眼の向けられた彼方では、松明の一塊が
火串
(
ほぐし
)
の
藤蔓
(
ふじかずら
)
を焼き切って、赤々と草の上へ崩れ落ちた。一疋の鹿は飛び上った。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
葉うら/\
火串
(
ほぐし
)
に白き花見ゆる
俳人蕪村
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
松明
(
たいまつ
)
を
咬
(
か
)
んだ
火串
(
ほぐし
)
は円形にその草野を包んで立てられた。集った
宮人
(
みやびと
)
たちには、鹿の肉片と、松葉で造った
麁酒
(
そしゅ
)
や
醨
(
もそろ
)
の酒が
配
(
くば
)
られ、
大夫
(
たいぶ
)
や
使部
(
しぶ
)
には、
和稲
(
にぎしね
)
から作った
諸白酒
(
もろはくざけ
)
が与えられた。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
火串(ほぐし)の例文をもっと
(3作品)
見る
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
串
常用漢字
中学
部首:⼁
7画
“火”で始まる語句
火
火鉢
火傷
火照
火箸
火影
火焔
火桶
火光
火酒
“火串”のふりがなが多い著者
正岡子規
横光利一