“火照”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ほて91.6%
ほてり2.8%
ほでり2.8%
ほで1.9%
ホテリ0.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“火照”を含む作品のジャンル比率
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語6.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.1%
文学 > 日本文学 > 詩歌0.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
三蔵は、ゾクとしてすぐ体じゅうが火照ほてってくるような経験のない昂奮につつまれて、これはものになる、とうぬれた。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
体がだるくて手のひらや顔が妙に火照ほてるところを見ると、熱があるに違いないと思うけれども、私は測ってみようとはしない。
(新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
密閉法が功を奏して、もう坑内の鎮火はよほど進んだと見え、鉄扉の前には殆んど火照ほてりがなくなっていた。
坑鬼 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
彼が席に着くと間もなく、一学と丈八は、通されて前に坐った。邸内の井戸で手足を洗って、埃を落してはいるが、顔にはまだ炎天の火照ほてりが、赤くのこっている。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ここに火遠理ほをりの命、そのいろせ火照ほでりの命に、「おのもおのも幸へて用ゐむ」とひて、三度乞はししかども、許さざりき。
かれその火の盛りにゆる時に、れませる子の名は、火照ほでりの命
おも火照ほでに寄る子らが影見ればあかあかとけぶり煮立つものあり
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
砂窪に火照ほでり沁み入る日の暮は眼をつぶるまもけだし匂へり
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
彦火々出見命はじめ其兄火照ホテリ命に、各各佐知サチを易えて、用いんことを乞い、三度乞いしも許されず。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)
『古事記』の記する所に従って之を述べんに、彦火々出見尊或は亦の名火遠理ホオリ命、其兄火照ホテリ命の鉤を失いしによりて、兄神に責められ、海辺に泣き居たりしとき、塩椎神出で来る。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)