“ほてり”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ホテリ
語句割合
火照60.0%
火気20.0%
熱味20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
邸内の井戸で手足を洗って、埃を落してはいるが、顔にはまだ炎天の火照ほてりが、赤くのこっている。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その顔は日盛ひざかりの中を歩いた火気ほてりのため、汗を帯びて赤くなっていた。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
ああ、柑子かうじ黄金こがね熱味ほてりぎつつも思ひぞいづる。
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)