“ほでり”の漢字の書き方と例文
語句割合
火照100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれ火照ほでりの命は、海佐知うみさち毘古として、はたの廣物鰭の物を取り、火遠理ほをりの命は山佐知やまさち毘古として、毛のあら物毛のにこを取りたまひき。
夕かげはここだをぐらき我が眼にもかへでの紅葉火照ほでりするなり
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
火照ほでりあめ最後いやはて
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
ここに火遠理ほをりの命、そのいろせ火照ほでりの命に、「おのもおのも幸へて用ゐむ」とひて、三度乞はししかども、許さざりき。然れども遂にわづかにえ易へたまひき。
かれその火の盛りにゆる時に、れませる子の名は、火照ほでりの命(こは隼人阿多の君の祖なり。)次に生れませる子の名は火須勢理ほすせりの命、次に生れませる子の御名は火遠理ほをりの命