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楓
ふりがな文庫
“楓”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かえで
76.7%
かへで
15.6%
もみじ
4.4%
もみぢ
2.2%
かへるで
1.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かえで
(逆引き)
同じ
楓
(
かえで
)
の
樹
(
き
)
でも同じ色を枝に着けているものは一つもなかった。細い杉苗の
頂
(
いただき
)
に投げ
被
(
かぶ
)
せてあった先生の帽子が風に吹かれて落ちた。
こころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
楓(かえで)の例文をもっと
(50作品+)
見る
かへで
(逆引き)
月は一庭の
樹
(
じゆ
)
を
照
(
て
)
らし、樹は一庭の影を落し、影と光と
黒白
(
こくびやく
)
斑々
(
はん/\
)
として
庭
(
には
)
に
満
(
み
)
つ。
椽
(
えん
)
に
大
(
おほい
)
なる
楓
(
かへで
)
の如き影あり、
金剛纂
(
やつで
)
の落せるなり。
良夜
(新字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
楓(かへで)の例文をもっと
(28作品)
見る
もみじ
(逆引き)
江戸時代に
楓
(
もみじ
)
の名所といわれた
正燈寺
(
しょうとうじ
)
もまた大音寺前にあったが、庭内の楓樹は久しき以前、既に枯れつくして、わたくしが散歩した頃には
里の今昔
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
楓(もみじ)の例文をもっと
(8作品)
見る
▼ すべて表示
もみぢ
(逆引き)
江戸時代に
楓
(
もみぢ
)
の名所と云はれた
正燈寺
(
しやうとうじ
)
も亦大音寺前に在つたが、庭内の楓樹は久しき以前、既に枯れつくして、わたくしが散歩した頃には
里の今昔
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
楓(もみぢ)の例文をもっと
(4作品)
見る
かへるで
(逆引き)
若葉していくら
經
(
た
)
たぬを
楓
(
かへるで
)
の葉べりはあかく
染
(
そ
)
み
出
(
で
)
すずしさ
白南風
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
楓(かへるで)の例文をもっと
(2作品)
見る
“楓”の意味
《名詞》
(かえで)ムクロジ科(旧カエデ科)カエデ属の木の総称。
(フウ)ユキノシタ目フウ科フウ属に属する落葉高木の一種。
(出典:Wiktionary)
楓
漢検準1級
部首:⽊
13画
植物の漢字
黍
黄蜀葵
黄葉
黄檗
黄楊
鹹草
鷺草
鴨脚樹
鳶尾
鳳仙花
鳥甲
鳥兜
鬼蓮
鬼灯
馬酔木
馬尾藻
風信子
青茅
雛芥子
雁皮
...
“楓”を含む語句
楓樹
青楓
若楓
楓林
楓葉
紅楓
板屋楓
津田青楓
芽楓
楓湖
楓河岸
紅楓黄菊
江楓漁火
湯津楓
秋楓
山楓
楓葉荻花秋瑟々
細川楓谷
花盛劇楓葉
園楓
...
“楓”のふりがなが多い著者
谷崎潤一郎
島崎藤村
徳田秋声
北原白秋
佐左木俊郎
梶井基次郎
永井荷風
林不忘
国枝史郎
吉川英治