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楓
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もみぢ
ふりがな文庫
“
楓
(
もみぢ
)” の例文
江戸時代に
楓
(
もみぢ
)
の名所と云はれた
正燈寺
(
しやうとうじ
)
も亦大音寺前に在つたが、庭内の楓樹は久しき以前、既に枯れつくして、わたくしが散歩した頃には
里の今昔
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
爾余は野遊の七律一、菊と
楓
(
もみぢ
)
との七絶各一、柳橋を過ぐる七絶一、木村
定良
(
さだよし
)
に訪はれた五律一である。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
私がお抱き申して
枕頭
(
まくらもと
)
へ参りますとネ、細ウいお手に、
楓
(
もみぢ
)
の様な可愛いお手をお取りなすつて、梅ちやんと一と声遊ばしましたがネ、お嬢様が
平生
(
いつも
)
の様に未だ
片言交
(
かたことまじ
)
りに
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
園遊会の片隅のいたや
楓
(
もみぢ
)
の
蔭
(
かげ
)
を
行
(
ゆ
)
き
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
“楓”の意味
《名詞》
(かえで)ムクロジ科(旧カエデ科)カエデ属の木の総称。
(フウ)ユキノシタ目フウ科フウ属に属する落葉高木の一種。
(出典:Wiktionary)
楓
漢検準1級
部首:⽊
13画
“楓”を含む語句
楓樹
青楓
若楓
楓林
楓葉
紅楓
板屋楓
津田青楓
芽楓
楓湖
楓河岸
紅楓黄菊
江楓漁火
湯津楓
秋楓
山楓
楓葉荻花秋瑟々
細川楓谷
花盛劇楓葉
園楓
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