“紅楓”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
こうふう50.0%
もみじ50.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼の書斎には石刷いしずりを貼つた屏風びやうぶと床にかけた紅楓こうふう黄菊くわうぎく双幅さうふくとの外に、装飾らしい装飾は一つもない。
戯作三昧 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
そこで彼は、眼を床の紅楓こうふう黄菊くわうぎくの方へやりながら、吐き出すやうにかう云つた。
戯作三昧 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
竹逕ちくけい涼雨りょうう怪巌かいがん紅楓こうふう蟠松ばんしょう晴雪せいせつ……育徳園いくとくえん八景といって、泉石林木せんせきりんぼく布置ふち幽邃ゆうすいをきわめる名園がある。
顎十郎捕物帳:08 氷献上 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
流れの岸には紅楓もみじたぐいを植えそのほかの庭樹には松、桜、梅など多かり、栗樹くりなどのまじわるは地柄とちがらなるべし
わかれ (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
すぐに晴れようと、ロハ台に腰を掛けた、が、その上におおい掛った紅楓もみじの大木の美しさ。
卵塔場の天女 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)