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黄菊
ふりがな文庫
“黄菊”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きぎく
87.5%
くわうぎく
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きぎく
(逆引き)
件
(
くだん
)
の
垣根
(
かきね
)
を
差覗
(
さしのぞ
)
きて、をぢさん
居
(
ゐ
)
るか、と
聲
(
こゑ
)
を
懸
(
か
)
ける。
黄菊
(
きぎく
)
を
活
(
い
)
けたる
床
(
とこ
)
の
間
(
ま
)
の
見透
(
みとほ
)
さるゝ
書齋
(
しよさい
)
に
聲
(
こゑ
)
あり、
居
(
ゐ
)
る/\と。
弥次行
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
畳ざはりが素足の裏にさら/\と気持よく触れます。
黄菊
(
きぎく
)
などを買つて来て花器に
活
(
い
)
けます。
愛
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
黄菊(きぎく)の例文をもっと
(7作品)
見る
くわうぎく
(逆引き)
唯、それを俗人の
穿鑿
(
せんさく
)
にまかせるのは、彼がどんな心もちでゐようとも、断じて許さうとは思はない。そこで彼は、眼を床の
紅楓
(
こうふう
)
黄菊
(
くわうぎく
)
の方へやりながら、吐き出すやうにかう云つた。
戯作三昧
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
彼の書斎には
石刷
(
いしずり
)
を貼つた
屏風
(
びやうぶ
)
と床にかけた
紅楓
(
こうふう
)
黄菊
(
くわうぎく
)
の
双幅
(
さうふく
)
との外に、装飾らしい装飾は一つもない。壁に沿うては、五十に余る本箱が、唯古びた桐の色を、一面に寂しく並べてゐる。
戯作三昧
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
黄菊(くわうぎく)の例文をもっと
(1作品)
見る
“黄菊”の意味
《名詞》
黄色の花の菊。秋の季語。
襲の色目で表は黄色、裏は青色または萌黄。秋頃に着用。
(出典:Wiktionary)
黄
常用漢字
小2
部首:⿈
11画
菊
常用漢字
中学
部首:⾋
11画
“黄”で始まる語句
黄昏
黄金
黄
黄色
黄金色
黄楊
黄泉
黄葉
黄昏時
黄八丈
検索の候補
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黄煙菊
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紅楓黄菊
“黄菊”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
泉鏡太郎
北原白秋
泉鏡花
与謝野晶子
岡本かの子
芥川竜之介