“黄泉”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
よみ59.2%
よみじ14.3%
あのよ8.2%
こうせん6.1%
ヨミ6.1%
かくりよ2.0%
したべ2.0%
よみぢ2.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“黄泉”を含む作品のジャンル比率
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 風俗習慣・民俗学・民族学8.7%
歴史 > 日本史 > 日本史4.7%
文学 > フランス文学 > 詩3.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
現在はいずれも地底のことに解せられているが、それは根国を黄泉よみに同じというのと、似通にかようた解釈の傾向であった。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
イザナギの命はお隱れになつた女神めがみにもう一度會いたいと思われて、あとを追つて黄泉よみの國に行かれました。
「死神につかれた軍が、またも黄泉よみじへ急いで来つるぞ。冥途めいどを開けてやれ」
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
黄泉よみじの風は、それらの悲壮な群集を吹き送り吹き返し、吹きふくらし吹き散らす。
黄泉あのよの実の母様にお目にかかることも出来ようかと……
八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
母上は黄泉あのよに行かれた。
一月一日 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
それどころか既に銃殺されて黄泉こうせんの客となっていたはずである。
流線間諜 (新字新仮名) / 海野十三(著)
が、今日はもはや、御両方おふたかたとも黄泉こうせんの客となられた場合、私がこのはなしをしたとて、さしてつかえもないことかと思うばかりでなく、かえってこのはなしは
高天原と黄泉ヨミ国と本貫異なる両者を混同する様に見えるか知らぬが、何れも要するに幽冥に属する方々たる点に、疑ひはないのである。
髯籠の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
大空よりする神も、黄泉ヨミよりする死霊も、幽冥界の所属といふ点では一つで、是を招き寄せるには、必目標を高くせねばならぬと考へてゐたものと見える。
盆踊りと祭屋台と (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
常樂界とこよべの、はた黄泉かくりよ
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
わかければ道行みちゆらじまひはせむ黄泉したべ使つかひひてとほらせ 〔巻五・九〇五〕 山上憶良
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
扨而さて此の二日の大地震は前古未曾有みぞうにて、御同樣杖とも又柱ともたよりに致居候水戸の藤田戸田之兩雄も搖打ゆりうちに被逢、黄泉よみぢの客と被成候始末、如何にも痛烈之至り、何事も此ぎりと旦暮あけくれ愀悒しういう嗟嘆さたん相極め居候、御深察可下候。
遺牘 (旧字旧仮名) / 西郷隆盛(著)