“黄泉路”の読み方と例文
読み方割合
よみぢ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、素戔嗚はその上に、黄泉路よみぢの彼女を慰むべく、今まで妻に仕へてゐた十一人の女たちをも、埋め殺す事を忘れなかつた。女たちは皆、装ひをらして、いそいそと死に急いで行つた。
老いたる素戔嗚尊 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
あゝくらき黄泉路よみぢの巌に、 その小きもて得なんや。
文語詩稿 五十篇 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
黄泉路よみぢとばかり、「惡」の祕所ひそ
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)