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黄泉
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こうせん
ふりがな文庫
“
黄泉
(
こうせん
)” の例文
彼としては団員として働いていた間は死を覚悟していた。しかしもう彼は団員でもない。それどころか既に銃殺されて
黄泉
(
こうせん
)
の客となっていた
筈
(
はず
)
である。
流線間諜
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
弁信法師のいうことは、
上
(
かみ
)
は
碧落
(
へきらく
)
をきわめ、
下
(
しも
)
は
黄泉
(
こうせん
)
に至るとも、あなたの姉を殺したものがこの人のほかにあるならばお目にかかる——それは途方もない
出放題
(
でほうだい
)
。
大菩薩峠:22 白骨の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
御両方
(
おふたかた
)
とも
黄泉
(
こうせん
)
の客となられた場合、私がこのはなしをしたとて、さして
差
(
さ
)
し
閊
(
つか
)
えもないことかと思うばかりでなく、かえってこのはなしは、刀自の素性について世間の噂が全く間違って
幕末維新懐古談:51 大隈綾子刀自の思い出
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
“黄泉”の意味
《名詞》
(こうせん)地下の泉。
(こうせん)地下にあり、死者が行くとされる世界。
(出典:Wiktionary)
“黄泉”の解説
黄泉(よみ、おみ)とは、日本神話や聖書における死者の世界のこと。
(出典:Wikipedia)
黄
常用漢字
小2
部首:⿈
11画
泉
常用漢字
小6
部首:⽔
9画
“黄泉”で始まる語句
黄泉比良坂
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黄泉醜女
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