“ヨミ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:よみ
語句割合
黄泉50.0%
16.7%
夜見16.7%
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大空よりする神も、黄泉ヨミよりする死霊も、幽冥界の所属といふ点では一つで、是を招き寄せるには、必目標を高くせねばならぬと考へてゐたものと見える。
盆踊りと祭屋台と (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
「此題詞ハシツクリのこゝろは、契沖も云るごとく、中皇女のおほせによりて間人連老がヨミてたてまつれるなるべし。されど意はなほ皇女の御意を承りて、天皇に聞えあげたるなるべし」
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
翁の説を詮じつめれば、夜見ヨミ或は、と言ふ名にこめられた、よもつ大神のうしはく国は、祖々オヤ/\常夜トコヨと呼ばれて、こはがられて居たことがある、と言ひ換へてもさし支へはない様である。
妣が国へ・常世へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
栲幡千々姫タクハタチヂヒメミコ萬幡姫ヨロヅハタヒメ命、火之戸幡姫ヒノトハタヒメミコ千々姫チヂヒメ命など有を、姫兒ヒメゴヨミをつゞけて一ツノ名とせられ
倭女王卑弥呼考 (旧字旧仮名) / 白鳥庫吉(著)