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差覗
ふりがな文庫
“差覗”の読み方と例文
読み方
割合
さしのぞ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さしのぞ
(逆引き)
北原はそれを受取って、燈火の方に手をかざして封を切りながら、自分も読み、人も
差覗
(
さしのぞ
)
くことを
厭
(
いと
)
わぬ形で読んでしまいましたが
大菩薩峠:32 弁信の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
此方
(
こなた
)
を
差覗
(
さしのぞ
)
くような気がして、
筋骨
(
すじぼね
)
も、ひしひしとしめつけられるばかり身に染みた、女の事が……こうした人懐しさにいや
増
(
まさ
)
る。
第二菎蒻本
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
引寄せられし宮はほとほと
仆
(
たふ
)
れんとして椅子に支へられたるを、唯継は鼻も
摩
(
す
)
るばかりにその顔を
差覗
(
さしのぞ
)
きて余念も無く見入りつつ
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
差覗(さしのぞ)の例文をもっと
(72作品)
見る
差
常用漢字
小4
部首:⼯
10画
覗
漢検準1級
部首:⾒
12画
“差”で始まる語句
差支
差
差向
差出
差俯向
差別
差当
差置
差配
差上
“差覗”のふりがなが多い著者
泉鏡花
泉鏡太郎
三遊亭円朝
作者不詳
中里介山
永井荷風
長谷川時雨
野村胡堂