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差配
ふりがな文庫
“差配”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さはい
77.3%
おおや
22.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さはい
(逆引き)
然
(
さ
)
らばと
言
(
い
)
つて、
一寸
(
ちよつと
)
蛙
(
かへる
)
を、
承
(
うけたまは
)
りまする
儀
(
ぎ
)
でと、
一々
(
いち/\
)
町内
(
ちやうない
)
の
差配
(
さはい
)
へ
斷
(
ことわ
)
るのでは、
木戸錢
(
きどせん
)
を
拂
(
はら
)
つて
時鳥
(
ほとゝぎす
)
を
見
(
み
)
るやうな
殺風景
(
さつぷうけい
)
に
成
(
な
)
る。
番茶話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
むずかしいけれど、二人で死ぬことに比べれば、やってみる値打はあるでしょう、あたしすぐ
差配
(
さはい
)
さんに相談してみるわ。
枡落し
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
差配(さはい)の例文をもっと
(17作品)
見る
おおや
(逆引き)
構わず談じようじゃあねえか、十五番地の
差配
(
おおや
)
さんだと、昔
気質
(
かたぎ
)
だから
可
(
い
)
いんだけれども、町内の
御差配
(
ごさいはい
)
はいけねえや。羽織袴で
杖
(
ステッキ
)
を
三枚続
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
作平頼む、と
差配
(
おおや
)
さんが置いて
行
(
ゆ
)
かれた。
畏
(
かしこま
)
り奉るで、
昨日
(
きのう
)
それが出来て、差配さんまで差出すと、
直
(
すぐ
)
に麹町のお
邸
(
やしき
)
とやらへ
行
(
ゆ
)
かしった。
註文帳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
差配(おおや)の例文をもっと
(5作品)
見る
“差配”の意味
《名詞》
処置すること。指図すること。また、それをする人。
所有者に代わって物件を管理すること。また、それをする人。
(出典:Wiktionary)
差
常用漢字
小4
部首:⼯
10画
配
常用漢字
小3
部首:⾣
10画
“差配”で始まる語句
差配人
差配様
検索の候補
差配人
差配様
御差配
“差配”のふりがなが多い著者
饗庭篁村
樋口一葉
泉鏡花
佐々木邦
三遊亭円朝
山本周五郎
泉鏡太郎
平林初之輔
林芙美子
吉川英治