“差配人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さはいにん62.5%
おおや25.0%
おおやさん12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これからたくかへつて支度したくをしてうち長家ながやの者も追々おひ/\くやみにる、差配人さはいにん葬式さうしき施主せしゆ出来できたのでおほきに喜び提灯ちやうちんけてやつてまゐ
黄金餅 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
つい四五日前、町内の差配人おおやさんが、前の溝川の橋を渡って、しとみおろした薄暗い店さきへ、顔を出さしったわ。はて、店賃たなちんの御催促。
註文帳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
床屋に貸しておくほどの差配人おおやさんやっこの身上を知っていて断ったりで、とうとう山の手へお鉢をまわすと、近所迷惑。
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)