“長家”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ながや90.0%
ながいえ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上邸かみやしきと違ってお長家ながやも広いのを頂戴致す事になり、重役の気受けも宜しく、男がよくって程がいから老女や中老までもめそやし
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
九月一日、館主と共に近き海岸に到りて鰮魚いわしを漁する態をる。海浜に浜小屋はまごやというもの、東京の長家ながやめきて一列に建てられたるを初めて見たり。
突貫紀行 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
一体俊成の出た御子左みこひだりの家は御堂みどう関白道長の子長家ながいえから出た。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)