“家長老”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
イヘオトナ30.0%
オトナ30.0%
おとな20.0%
いえおとな10.0%
いへおとな10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
噛みつくやうにあせつて居る家長老イヘオトナ額田部子古ヌカタベノコフルのがなり聲がした。同時に、表戸は引き剥がされ、其に隣つた、幾つかの竪薦タツゴモをひきちぎる音がした。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
理分にも非分にも、これまで、南家の權勢でつき通して來た家長老オトナ等にも、寺方の扱ひと言ふものゝ、世間どほりにはいかぬ事がワカつて居た。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
理分にも非分にも、これまで南家の権勢でつき通して来た家長老おとな等にも、寺方の扱ひと言ふものゝ世間どほりにはいかぬ事がわかつて居た。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
噛みつくようにあせって居る家長老いえおとな額田部子古ぬかたべのこふるのがなり声がした。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
噛みつくやうにあせつて居る家長老いへおとな額田部子古ぬかたべのこふるのがなり声がした。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)