家長老おとな)” の例文
理分にも非分にも、これまで南家の権勢でつき通して来た家長老おとな等にも、寺方の扱ひと言ふものゝ世間どほりにはいかぬ事がわかつて居た。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
理分に非分にも、これまで、南家の権勢でつき通してきた家長老おとな等にも、寺方の扱いと言うものの、世間どおりにはいかぬ事がわかって居た。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)