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誉
ふりがな文庫
“誉”のいろいろな読み方と例文
旧字:
譽
読み方
割合
ほ
34.2%
ほま
28.8%
ほまれ
28.1%
ほめ
5.5%
な
1.4%
あ
0.7%
たた
0.7%
よ
0.7%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほ
(逆引き)
彼はただ秩序と精励とを事としたばかりだった。それに彼はまったく
誉
(
ほ
)
むべき人物であって、至当な尊敬の念をだれにも起こさせた。
ジャン・クリストフ:08 第六巻 アントアネット
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
誉(ほ)の例文をもっと
(50作品)
見る
ほま
(逆引き)
今はただ与倉中佐の
危篤
(
きとく
)
を告げるのみでよい。最高な
誉
(
ほま
)
れを伝える
厳
(
おごそ
)
かな軍務のひとつとして行えばよい。——が、そうできるか否か。
日本名婦伝:谷干城夫人
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
誉(ほま)の例文をもっと
(42作品)
見る
ほまれ
(逆引き)
血によって印刷された綱の跡——このような一見つまらないものを見
遁
(
の
)
がさなかったのは、さすがに名検事の
誉
(
ほまれ
)
高き村松氏であった。
蠅男
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
誉(ほまれ)の例文をもっと
(41作品)
見る
▼ すべて表示
ほめ
(逆引き)
余
(
よ
)
京水と
相
(
あひ
)
顧
(
かへりみ
)
て感じ、京水たはふれにイヨ尾張屋と
誉
(
ほめ
)
けるが、尾張屋は関三の
家号
(
いへな
)
なる事通じがたきや、尾張屋とほむるものひとりもなし。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
誉(ほめ)の例文をもっと
(8作品)
見る
な
(逆引き)
「日本家屋には滅多にない秘密の通路でも発見する気だろう」とか「床から壁から天井まで、一尺四方ずつにでも区切って、
誉
(
な
)
め廻るように調べて居るだろう」
踊る美人像
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
誉(な)の例文をもっと
(2作品)
見る
あ
(逆引き)
其の流れのきよきを
誉
(
あ
)
げしなるを思へば、ここの玉川も毒ある流れにはあらで、歌の
意
(
こころ
)
も、
一〇八
かばかり名に
負
(
お
)
ふ河の此の山にあるを、ここに
詣
(
まう
)
づる人は
一〇九
忘る忘るも
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
誉(あ)の例文をもっと
(1作品)
見る
たた
(逆引き)
滝太郎はかつて勇美子に、微細なるモウセンゴケの不思議な作用を発見した視力を
誉
(
たた
)
えられて、そのどこで
採獲
(
とりえ
)
たかの土地を聞かれた時、言葉を濁して顔の色を変えたことを——前回に言った。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
誉(たた)の例文をもっと
(1作品)
見る
よ
(逆引き)
帝は高祖
武帝
(
ぶてい
)
の第七子にして、
誉
(
よ
)
は武帝の長子にして
文選
(
もんぜん
)
の
撰者
(
せんじゃ
)
たる
昭明太子
(
しょうめいたいし
)
統
(
とう
)
の第二子なり。一門の語、誉を征するの時に当りて発するか。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
誉(よ)の例文をもっと
(1作品)
見る
誉
常用漢字
中学
部首:⾔
13画
“誉”の類義語
称
栄誉
栄冠
“誉”を含む語句
名誉
栄誉
誉田
毀誉褒貶
毀誉
道誉
不名誉
了誉上人
二代源氏誉身換
名誉心
名誉毀損
誉詞
道誉寺
美香弊乃誉路臂
視誉
褒貶毀誉
蓮生院薫誉智才信士
花菱院照誉東成信士
花上野誉碑
艦隊誉夜襲
...
“誉”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
ロマン・ロラン
吉川英治
南方熊楠
中里介山
新渡戸稲造
福沢諭吉
中島敦
泉鏡花
森鴎外