“ほめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
26.7%
26.7%
20.0%
10.0%
揶揄3.3%
褒美3.3%
3.3%
賛成3.3%
賞誉3.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ですから、骨肉しんみの旦那様よりか、他人の奥様に憎悪にくしみが多く掛る。町々の女の目はほめるにつけ、そしるにつけ、奥様の身一つに向いていましたのです。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
アハヽヽ親玉おやだまア。長「なんだ、人が意見をつてるのにほめやつるか、困るなア、もう十八だぜ貴様きさまも。 ...
にゆう (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
併し長官さえれ程にほめる位だから谷間田は上手は上手だ自惚うぬぼれるも無理は無い、けどが己は己だけの見込が有るワ
無惨 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
そのいづこより來るや人知らず、しかしてこの最初の願ひはほめをもそしりをもうくべきものにあらざるなり —六〇
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
「聖アンデルセン」というのは「聖ドン・キホーテ」というほどの揶揄ほめ言葉です。
聖アンデルセン (新字新仮名) / 小山清(著)
と真から底から褒美ほめられて、勿体なさはありながら源太おもはず頭をあげ、お蔭で男児になれましたか、と一語に無限の感慨を含めて喜ぶ男泣き。
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
又我親里のよきことを誇てほめ語るべからず。
女大学評論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
はづさず話しなば必ず縁談えんだんとゝのはんと彼の富澤町なる甲州屋吉兵衞の次男千太郎の身持みもちとくさぐりしに何所いづれとうてもよき若者なりと賛成ほめざる者の無かりしかば其趣きを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
天国は万事に於て此世の正反対である、此世に於て崇めらるる者は彼世に於てはずかしめらる、此世に於て迫害らるる者は彼世に於て賞誉ほめらる