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骨肉
ふりがな文庫
“骨肉”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こつにく
73.7%
みうち
10.5%
しんみ
5.3%
ちすじ
5.3%
ほねみ
5.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こつにく
(逆引き)
明るい電燈の下に葉子と愛子と向かい合うと、久しくあわないでいた
骨肉
(
こつにく
)
の人々の間にのみ感ぜられる淡い心置きを感じた。
或る女:2(後編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
骨肉(こつにく)の例文をもっと
(14作品)
見る
みうち
(逆引き)
それも真実わが腹痛めた。息子か娘が患者の場合じゃ。ほかの
骨肉
(
みうち
)
の連中と来たなら。同じ血分けた
父
(
おや
)
兄弟でも。実に冷淡無情なものだよ。
殊
(
こと
)
にお若い妻君なんぞは。
申訳
(
もうしわけ
)
だけ二三日位は。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
骨肉(みうち)の例文をもっと
(2作品)
見る
しんみ
(逆引き)
ですから、
骨肉
(
しんみ
)
の旦那様よりか、他人の奥様に
憎悪
(
にくしみ
)
が多く掛る。町々の女の目は
褒
(
ほめ
)
るにつけ、
譏
(
そし
)
るにつけ、奥様の身一つに向いていましたのです。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
骨肉(しんみ)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
ちすじ
(逆引き)
またはてんでんの
小児
(
こども
)
の噂などで、さのみ面白い話でもないが、しかしその中には
肉身
(
しんみ
)
の情と
骨肉
(
ちすじ
)
の愛とが現われていて、
歎息
(
たんそく
)
することもあれば
初恋
(新字新仮名)
/
矢崎嵯峨の舎
(著)
骨肉(ちすじ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ほねみ
(逆引き)
頼
(
たよ
)
りなく
思
(
おも
)
うと、じきに
寒
(
さむ
)
さが
骨肉
(
ほねみ
)
にしみこんできました。しかし、
彼
(
かれ
)
は、一
匹
(
ぴき
)
でいいから
魚
(
さかな
)
が
釣
(
と
)
れたときのことを
空想
(
くうそう
)
して、もうそんな
寒
(
さむ
)
さなどは
身
(
み
)
に
感
(
かん
)
じなかったのであります。
北の国のはなし
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
骨肉(ほねみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“骨肉”の意味
《名詞》
骨 肉(こつにく)
骨と肉。肉体。
血の繋がっている人。
(出典:Wiktionary)
骨
常用漢字
小6
部首:⾻
10画
肉
常用漢字
小2
部首:⾁
6画
“骨肉”で始まる語句
骨肉相姦
骨肉親族
骨肉恩豈断
検索の候補
骨肉相姦
骨肉親族
骨肉恩豈断
奪肉刳骨
肉壊骨散
“骨肉”のふりがなが多い著者
倉田百三
作者不詳
福沢諭吉
有島武郎
中島敦
長塚節
谷崎潤一郎
島崎藤村
吉川英治
長谷川時雨