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肉身
ふりがな文庫
“肉身”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
にくしん
57.1%
しんみ
21.4%
からだ
7.1%
なかみ
7.1%
み
7.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にくしん
(逆引き)
私
(
わたくし
)
などは
随分
(
ずいぶん
)
我執
(
がしゅう
)
の
強
(
つよ
)
い
方
(
ほう
)
でございますが、それでもだんだん
感化
(
かんか
)
されて、
肉身
(
にくしん
)
のお
祖父様
(
ぢいさま
)
のようにお
慕
(
した
)
い
申上
(
もうしあ
)
げ、
勿体
(
もったい
)
ないとは
知
(
し
)
りつつも
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
肉身(にくしん)の例文をもっと
(8作品)
見る
しんみ
(逆引き)
またはてんでんの
小児
(
こども
)
の噂などで、さのみ面白い話でもないが、しかしその中には
肉身
(
しんみ
)
の情と
骨肉
(
ちすじ
)
の愛とが現われていて、
歎息
(
たんそく
)
することもあれば
初恋
(新字新仮名)
/
矢崎嵯峨の舎
(著)
肉身(しんみ)の例文をもっと
(3作品)
見る
からだ
(逆引き)
見る/\小屋の
中央
(
まんなか
)
には、
巨大
(
おほき
)
な牡牛の
肉身
(
からだ
)
が釣るされて懸つた。叔父も、蓮太郎も、弁護士も、互に顔を見合せて居た。一人の屠手は
鋸
(
のこぎり
)
を取出した、
脊髄
(
あばら
)
を二つに引割り始めたのである。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
肉身(からだ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
なかみ
(逆引き)
丑松は考深い目付を
為乍
(
しなが
)
ら、父の死を
想
(
おも
)
ひつゞけて居ると、軈て種牛の毛皮も
悉皆
(
すつかり
)
剥取られ、角も撃ち落され、脂肪に包まれた
肉身
(
なかみ
)
からは湯気のやうな息の
蒸上
(
むしのぼ
)
るさまも見えた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
肉身(なかみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
み
(逆引き)
わが
肉身
(
み
)
は 卵殻の如く
完
(
まつた
)
く且つ
脆
(
もろ
)
くして
無題
(新字旧仮名)
/
富永太郎
(著)
肉身(み)の例文をもっと
(1作品)
見る
肉
常用漢字
小2
部首:⾁
6画
身
常用漢字
小3
部首:⾝
7画
“肉”で始まる語句
肉
肉体
肉桂
肉塊
肉汁
肉體
肉刺
肉叉
肉置
肉食
検索の候補
身肉
頭目身肉手足不惜躯命
“肉身”のふりがなが多い著者
浅野和三郎
マルセル・シュウォッブ
作者不詳
石川啄木
富永太郎
泉鏡太郎
上田敏
島崎藤村
夏目漱石
与謝野晶子