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肉塊
ふりがな文庫
“肉塊”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
にくかい
55.6%
ししむら
14.8%
にっかい
11.1%
にくくわい
7.4%
かたまり
3.7%
しゝむら
3.7%
にく
3.7%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にくかい
(逆引き)
そこには、ゴチャゴチャと無数の
肉塊
(
にくかい
)
が
蠢
(
うごめ
)
いていた。人肉の
万華鏡
(
ばんかきょう
)
みたいなものが、眼界一杯に、あやしくも美しく開いていたのだ。
恐怖王
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
肉塊(にくかい)の例文をもっと
(15作品)
見る
ししむら
(逆引き)
かたぶとりな
肉塊
(
ししむら
)
を
濃緑
(
こみどり
)
の
緞子
(
どんす
)
の
戦袍
(
せんぽう
)
でくるみ、
頭
(
かしら
)
には
黒紗
(
くろしゃ
)
の
卍頭巾
(
まんじずきん
)
、それには金色の
徽章
(
きしょう
)
がピカと光っている。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
肉塊(ししむら)の例文をもっと
(4作品)
見る
にっかい
(逆引き)
転げつ、倒れつ、
悶々
(
もんもん
)
のたうち返る美人の
肉塊
(
にっかい
)
の織り
作
(
な
)
す美、それは白いタイルにさあっと拡がってゆく血潮の色を添えて充分カメラに吸収された。
電気風呂の怪死事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
肉塊(にっかい)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
にくくわい
(逆引き)
彼等の
肩
(
かた
)
から
脊
(
せ
)
へかけて、
肉塊
(
にくくわい
)
と
肉塊
(
にくくわい
)
が落ち合つて、其間に
渦
(
うづ
)
の様な
谷
(
たに
)
を
作
(
つく
)
つてゐる模様を見て、
其所
(
そこ
)
にしばらく肉の
力
(
ちから
)
の快感を認めたが、やがて、画帖を
開
(
あ
)
けた儘、
眼
(
め
)
を
放
(
はな
)
して
耳
(
みゝ
)
を
立
(
た
)
てた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
肉塊(にくくわい)の例文をもっと
(2作品)
見る
かたまり
(逆引き)
見れば種牛は
股
(
もゝ
)
から胴へかけて四つの
肉塊
(
かたまり
)
に
切断
(
たちき
)
られるところ。右の前足の股の肉は、既に天井から
垂下
(
たれさが
)
る細引に釣るされて、海綿を持つた一人の屠手が頻と其血を拭ふのであつた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
肉塊(かたまり)の例文をもっと
(1作品)
見る
しゝむら
(逆引き)
相澤半之丞、弓の折を取つて立上がると、三年越
寵愛
(
ちようあい
)
した自分の妾の
肉塊
(
しゝむら
)
を、ピシリ、ピシリと叩きます。
銭形平次捕物控:022 名馬罪あり
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
肉塊(しゝむら)の例文をもっと
(1作品)
見る
にく
(逆引き)
と、こんなときに犬どもを滅多打ちに打ち据えて、拳の下に
肉塊
(
にく
)
の
顫
(
ふる
)
えを感じたいという欲求が、むらむらっと込みあげて来た。
犬舎
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
肉塊(にく)の例文をもっと
(1作品)
見る
“肉塊”の意味
《名詞》
肉塊(にくかい)
肉のかたまりのこと。
肉体。
(出典:Wiktionary)
肉
常用漢字
小2
部首:⾁
6画
塊
常用漢字
中学
部首:⼟
13画
“肉”で始まる語句
肉
肉体
肉桂
肉汁
肉體
肉刺
肉叉
肉身
肉置
肉食
検索の候補
塊肉
“肉塊”のふりがなが多い著者
金森徳次郎
江戸川乱歩
海野十三
モーリス・ルヴェル
吉川英治
島崎藤村
薄田泣菫
夏目漱石
野村胡堂
宮本百合子