“肉塊”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
にくかい55.0%
ししむら15.0%
にくくわい10.0%
にっかい10.0%
かたまり5.0%
しゝむら5.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“肉塊”を含む作品のジャンル比率
文学 > 英米文学 > 小説 物語(児童)5.3%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.4%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
やがて最初のの肉のところへくると、大きな足跡が、そこへ立ちどまった形に残っていて、肉塊にくかいはなくなっている。
彼等は声と、鼻息と、跫音と、きぬずれの音と、そして、幾つかの丸々とした弾力に富む肉塊にくかいに過ぎないのでございます。
人間椅子 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
相沢半之丞、弓の折れを取って立上がると、三年越し寵愛ちょうあいした自分の妾の肉塊ししむらを、ピシリ、ピシリと叩きます。
義貞は内で体を拭いていた。壮者のゆたかな肉塊ししむらは、くそばからまたすぐ汗になってくる。
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
殺到する十手、捕繩、十五六の肉塊にくくわい
代助は是等の男性の、山の如くに怒らした筋肉の張り具合や、彼等のかたからへかけて、肉塊にくくわい肉塊にくくわいが落ち合つて、其間にうづの様なたにつくつてゐる模様を見て、其所そこにしばらく肉のちからの快感を認めたが、やがて、画帖をけた儘、はなしてみゝてた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
転げつ、倒れつ、悶々もんもんのたうち返る美人の肉塊にっかいの織りす美、それは白いタイルにさあっと拡がってゆく血潮の色を添えて充分カメラに吸収された。
電気風呂の怪死事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
代りに、尊氏の近侍、石堂十馬、仁木於義丸おぎまる、同義照、畠山五郎、佐竹義敦よしあつなどが抜きつれて、阿修羅あしゅらの菊水兵を相手に火をふらして防ぎたたかい、血けむり、地ひびき、組んずほぐれつの肉塊にっかい、すでに相互とも幾十の死者を出し、寺の一端、また附近の民家からは、火の手があがった。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
見れば種牛はもゝから胴へかけて四つの肉塊かたまり切断たちきられるところ。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
相澤半之丞、弓の折を取つて立上がると、三年越寵愛ちようあいした自分の妾の肉塊しゝむらを、ピシリ、ピシリと叩きます。