“肉置”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ししお43.8%
ししおき37.5%
しゝおき18.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文女は肉置ししおきのいい大柄なひとで、坐りはじめたら、つまもうごかさずに何時間でも坐っているという、どっしりとした風格だった。
西林図 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
胸間常の人より長く、腰しまりて肉置ししおきたくましからず、尻はゆたかに、物ごし衣装つきよく、姿の位そなはり、心立こころだておとなしく、女に定まりし芸すぐれてよろずいやしからず
明治美人伝 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
蒯通くわいてつが韓信に説くくだりに、骨と肉と氣との事を談じて居るが、人の骨組肉置しゝおきの外に氣といふものが見える。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)