“万”のいろいろな読み方と例文
旧字:
読み方割合
まん34.1%
よろず23.0%
ばん21.4%
よろ8.7%
よろづ8.7%
ヨロヅ1.6%
ぱん0.8%
0.8%
マン0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一とわたり祈祷がすむと、先達の女房でおという四十女が、黒ずくめの品の良い様子で、の少女に案内させて出て来ました。
入要の物に替えければの物豊かに極めたる富人として一生観音に仕えたが己れ一代の後はその金餅失せて子に伝わらなんだという。
「せっかく、人穴城の根もとまで押しよせたに、煙攻めのにかかって引ッ返すとは無念千……ああまたまっ黒に包んできおった」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
津田から愛されているあなたもまた、津田のためにずをあたしに打ち明けて下さるでしょう。それが妹としてのあなたの親切です。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
の知識の単純な人達には何色とも呼びかねる、茶がかつた灰色の中折帽は、此村で村長様とお医者様と、白井の若旦那の外冠る人がない。
天鵞絨 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
竹中ハ総軍ヲ己レノ任トシ、チニ小事ニシカラズ、自然ニ任セタリ。彼、先駆殿ニアルトキハ、軍中何トナク心ヲ安ンジタリ。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「素晴しい出来だ、千ない。」
ろづの事皆な空にして、法のみ独りなり、法のみ独り実にして、法にふところの万物皆な実なるを得べし。自然は常変にして不変、常動にして不動、常為にして無為、法の眼に於て然り。
万物の声と詩人 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
(二) 語尾音にはン音や入声のt音も用いられることとなった。「」「」「筆」Fit「鉄」tetなど。
国語音韻の変遷 (新字新仮名) / 橋本進吉(著)