“千万”のいろいろな読み方と例文
旧字:千萬
読み方割合
せんばん81.5%
ちよろづ11.1%
せんまん7.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「……貴公のごとき前世紀の怪物かいぶつが花岡伯爵家の子弟教育に従事するは身のほど知らず、ふとどき千万せんばんなり。時勢を見よ。時勢を見よ……」
苦心の学友 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
千万ちよろづいくさなりとも言挙ことあげせずりてぬべきをのことぞおもふ 〔巻六・九七二〕 高橋虫麿
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
水牛すゐぎうの声………千万せんまんの砥石の響………
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)