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迂闊千万
ふりがな文庫
“迂闊千万”の読み方と例文
読み方
割合
うかつせんばん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うかつせんばん
(逆引き)
神谷は
迂闊千万
(
うかつせんばん
)
にも、
罠
(
わな
)
にかけられたのだ。老人は薄暗がりを幸いに、窓をあけると見せかけ、彼の油断している
隙
(
すき
)
に、廊下に出て、そとから閂をかけてしまったのだ。
人間豹
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
ははあ、園遊会だな、と
咄嗟
(
とっさ
)
に思つたのは
吾
(
われ
)
ながら
迂闊千万
(
うかつせんばん
)
で、正面の
数寄屋
(
すきや
)
づくりの堂々たる一棟は、なんと大きな十字架を、
藁
(
わら
)
屋根の上にそびえさせてゐるではないか。
ハビアン説法
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
「なるほど
尤
(
もっと
)
も、年上の拙者が、それに気がつかないとは
迂闊千万
(
うかつせんばん
)
」
銭形平次捕物控:066 玉の輿の呪い
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
迂闊千万(うかつせんばん)の例文をもっと
(3作品)
見る
迂
漢検準1級
部首:⾡
7画
闊
漢検1級
部首:⾨
17画
千
常用漢字
小1
部首:⼗
3画
万
常用漢字
小2
部首:⼀
3画
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