トップ
>
『ハビアン説法』
ふりがな文庫
『
ハビアン説法
(
ハビアンせっぽう
)
』
昨日はよつぽど妙な日だつた。日曜のくせにカラリと晴れた。これが第一をかしい。無精な私が散歩に出る気になつた。これも妙だ。北条の腹切り窟の石塔を、今のうちに撮影しておかうなどと、殊勝な心掛をおこした。これが第三にをかしい。おまけにまた……いや …
著者
神西清
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「朝日評論」1950(昭和25)年1月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約14分(500文字/分)
朗読目安時間
約22分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
薫
(
こう
)
摺
(
コス
)
窟
(
やぐら
)
面
(
オモテ
)
如
(
ゴト
)
名香
(
みょうごう
)
患
(
わず
)
例
(
ため
)
瞑
(
めい
)
鼠
(
ネズミ
)
其長
(
ソノタケ
)
爪
(
ツメ
)
誑
(
たぶ
)
別
(
わ
)
吊
(
つり
)
救
(
すくい
)
沃土
(
ようど
)
破
(
や
)
籠
(
かご
)
総
(
す
)
訓
(
さと
)
哀
(
かな
)
天晴
(
あっぱ
)
旨
(
むね
)
普
(
あま
)
瓦葺
(
かわらぶ
)
睨
(
ね
)
稀代
(
きたい
)
貫
(
ぬ
)
降
(
くだ
)
類
(
たぐ
)
丁度
(
ちょうど
)
七宝
(
しっぽう
)
上
(
のぼ
)
下民
(
げみん
)
不干
(
ふかん
)
且
(
か
)
中有
(
ちゅうう
)
之
(
これ
)
也
(
なり
)
云々
(
うんぬん
)
些
(
いささ
)
人品
(
じんぴん
)
仰向
(
あおむ
)
伽羅
(
きゃら
)
佇
(
たたず
)
体
(
てい
)
俄然
(
がぜん
)
傲
(
おご
)
僧形
(
そうぎょう
)
元亀
(
げんき
)
先
(
ま
)
功徳
(
くどく
)
勇
(
いさ
)
匿
(
かく
)
升
(
しょう
)
却
(
かえ
)
原
(
はら
)
叶
(
かな
)
吾
(
われ
)
呟
(
つぶや
)
呵々
(
かか
)
咄嗟
(
とっさ
)
哀
(
あわ
)
哄笑
(
こうしょう
)
喋
(
しゃべ
)
噂
(
うわさ
)
址
(
あと
)
埋立
(
うめた
)
堂宇
(
どうう
)
堕
(
お
)
天正
(
てんしょう
)
天蓋
(
てんがい
)
失
(
う
)
如
(
ごと
)
如何
(
いか
)
如来
(
にょらい
)
安土
(
あづち
)
宗旨
(
しゅうし
)
富貴
(
ふうき
)
寧
(
むし
)
尚
(
なお
)
尚更
(
なおさら
)
尤
(
もっと
)
屏風
(
びょうぶ
)
帰依
(
きえ
)
幟
(
のぼり
)
幡
(
はた
)
底意
(
そこい
)
弘法
(
こうぼう
)
忖度
(
そんたく
)
忽
(
たちま
)
忽然
(
こつぜん
)
思召
(
おぼしめ
)
恰
(
あたか
)
恰好
(
かっこう
)
感歎
(
かんたん
)
懇
(
ねんご
)
成就
(
じょうじゅ
)
扇子
(
せんす
)