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感歎
ふりがな文庫
“感歎”の読み方と例文
読み方
割合
かんたん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんたん
(逆引き)
北風
(
きたかぜ
)
は、かつて、
雪
(
ゆき
)
を
家来
(
けらい
)
にして、
野原
(
のはら
)
を
駈
(
か
)
けていた
時分
(
じぶん
)
、一
本
(
ぽん
)
の
棒
(
ぼう
)
の
上
(
うえ
)
に、うぐいすがとまっていて、
北風
(
きたかぜ
)
を
見
(
み
)
て、さも
感歎
(
かんたん
)
しながら
風と木 からすときつね
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
辞世の歌の「限りあれば吹かねど花は散るものを心短き春の山風」の一章は誰しも
感歎
(
かんたん
)
するが実に
幽婉
(
ゆうえん
)
雅麗で、時や
祐
(
たす
)
けず、天
吾
(
われ
)
を
亡
(
うしな
)
う
蒲生氏郷
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
と
御年紀
(
おんとし
)
十五の
若君
(
わかぎみ
)
が
御戒
(
おんいましめ
)
の
理
(
ことわり
)
に、
一統
(
いつとう
)
感歎
(
かんたん
)
の
額
(
ひたひ
)
を
下
(
さ
)
げ、
高
(
たか
)
き
咳
(
しはぶき
)
する
者
(
もの
)
無
(
な
)
く、さしもの
廣室
(
ひろま
)
も
蕭條
(
せうでう
)
たり。
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
感歎(かんたん)の例文をもっと
(29作品)
見る
感
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
歎
漢検準1級
部首:⽋
15画
“感”で始まる語句
感
感心
感謝
感情
感激
感嘆
感動
感冒
感染
感慨
“感歎”のふりがなが多い著者
海野十三
小川未明
泉鏡太郎
幸田露伴
神西清
林芙美子
岡本かの子
北大路魯山人
泉鏡花
太宰治