“北風”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
きたかぜ61.1%
ならい16.7%
ほくふう11.1%
かたま2.8%
アクイロネ2.8%
トラモンタアネ2.8%
ペイフォン2.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“北風”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸3.2%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)1.7%
文学 > 日本文学 > 詩歌0.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
そしてり/\ふゆちまたあら北風きたかぜまどガラスをかすめるひゞきである。
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
えだは、北風きたかぜりきんだので、二、三べんも、ほそすらなければならなかった。
風と木 からすときつね (新字新仮名) / 小川未明(著)
辻に黒山を築いた、が北風ならいの通す、寒い背後うしろからやぶを押分けるように、ステッキで背伸びをして、
露肆 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
吾妻橋あづまばしを渡りに掛ると、空は一面に曇って雪模様、風は少し北風ならいが強く、ドブン/\と橋間はしまへ打ち附ける浪の音
文七元結 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
また北風ほくふうゑがく、るものかんおぼゆ。
聞きたるまゝ (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
これや北風ほくふうに一輪つよきを誇る梅花にあらず、またかすみの春に蝴蝶こちょうと化けて飛ぶ桜の花にもあらで、夏の夕やみにほのかににおう月見草、と品定めもしつべき婦人。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
利根川は北風かたまいなさの吹き替へにむれてくだる帆つぎてのぼる帆
長塚節歌集:2 中 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
七のニンフェは北風アクイロネ南風アウストロも消すあたはざる光を手にし、彼のまはりに身をもてまろきかこひをつくれり 九七―九九
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
「海及び船舶も此地に於ては亦全く別種の面目を呈して居る。」といふ當り前の書き出しから、前日強い北風トラモンタアネに送られてパレルモに向けて航行したる弗列戛艇フレガツテエの事を報じ、「かの風なれば今度の航海には三十六時間以上はかからないだらう」と推察を下したりなどして居る。
海郷風物記 (旧字旧仮名) / 木下杢太郎(著)
それは北風ペイフォンの一番しまいで、此の時も清三が親、俺はやはり彼の上で、俺の対面トイメンが今度は友田であった。
彼が殺したか (新字新仮名) / 浜尾四郎(著)