“北風”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きたかぜ65.2%
ならい15.2%
ほくふう10.9%
かたま2.2%
アクイロネ2.2%
トラモンタアネ2.2%
ペイフォン2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「おじさんのたこ、一だこになれる?」と、北風かれながら、あくまでれわたった見上げて、賢二がいいました。
北風にたこは上がる (新字新仮名) / 小川未明(著)
空は一面に曇って雪模様、風は少し北風が強く、ドブン/\と橋間へ打ち附ける浪の音、真暗でございます。
文七元結 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
ちょうど生きた人魂だね。て門を這入ってみると北風枯梢悲断して寒庭ち、柱傾き瓦落ちて流熒むという、散々な有様だ。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
利根川は北風いなさの吹き替へにむれてくだる帆つぎてのぼる帆
長塚節歌集:2 中 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
七のニンフェは北風南風も消すあたはざる光を手にし、彼のまはりに身をもてまろきをつくれり 九七—九九
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
前日強い北風に送られてパレルモに向けて航行したる弗列戛艇の事を報じ、「かの風なれば今度の航海には三十六時間以上はかからないだらう」
海郷風物記 (旧字旧仮名) / 木下杢太郎(著)
それは北風の一番しまいで、此の時も清三が親、俺はやはり彼の上で、俺の対面が今度は友田であった。
彼が殺したか (新字新仮名) / 浜尾四郎(著)