“十六夜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いざよい70.4%
いざよひ25.9%
じゅうろくや3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何時の間にやら雪は止んで、五六寸った庭を、十六夜の月が青白く照し、世界は夢の国のように、静寂に、神秘的に変貌して居るのでした。
猟色の果 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
さうすると姫は孔雀の羅衣を涙のやうにふるはしてやうやく顔を上げました。その眼は春雨にうたれた十六夜の月のやうに美しく悲し気に光つて居りました。
嘆きの孔雀 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
三浦がこう語り終った時、丁度向う河岸並倉の上には、もの凄いように赤い十六夜の月が、始めて大きく上り始めました。
開化の良人 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)