“十六夜”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
いざよい69.2%
いざよひ26.9%
じゅうろくや3.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“十六夜”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 芸術・美術 > 芸術理論 美学4.0%
歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本1.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
十六夜いざよいの夜半でござった。師匠の御新造の思召おぼしめしとて、師匠の娘御が、ソッと忍んで、蕎麦、蕎麦かきを……
白金之絵図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「どうも背後うしろ暗い弁解いいわけだの、空の十六夜いざよいを眺めるには、吟味所の壁へピッタリと耳を当てるにも及ぶまいが」
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
その翌日よくじつ——十六夜いざよひにも、また晩方ばんがた強震きやうしんがあつた——おびえながら、このをつゞる。
十六夜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
芝居しばゐを出てから一瞬間しゆんかんとても消失きえうせない清心せいしん十六夜いざよひ華美はでやかな姿すがた記憶きおく
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
三浦がこう語り終った時、丁度向う河岸がし並倉なみぐらの上には、もの凄いように赤い十六夜じゅうろくやの月が、始めて大きく上り始めました。
開化の良人 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
するとすぐに折り返して、三浦から返事が届きましたが、見るとその日は丁度十六夜じゅうろくやだから、釣よりも月見かたがた、日の暮から大川へ舟を出そうと云うのです。
開化の良人 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)