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いざよい
ふりがな文庫
“いざよい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
十六夜
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十六夜
(逆引き)
汚れた
瓦
(
かわら
)
屋根、目に
入
(
い
)
るものは
尽
(
ことごと
)
く
褪
(
あ
)
せた寒い色をしているので、芝居を出てから一瞬間とても
消失
(
きえう
)
せない
清心
(
せいしん
)
と
十六夜
(
いざよい
)
の
華美
(
はで
)
やかな姿の記憶が
すみだ川
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
狂言は
黙阿弥
(
もくあみ
)
の『
小袖曽我薊色縫
(
こそでそがあざみのいろぬい
)
』で、
小団次
(
こだんじ
)
の
清心
(
せいしん
)
に
粂三郎
(
くめさぶろう
)
の
十六夜
(
いざよい
)
、
三十郎
(
さんじゅうろう
)
の
大寺正兵衛
(
おおでらしょうべえ
)
という評判の顔あわせ。
顎十郎捕物帳:11 御代参の乗物
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
だが、そのとき、殺気を
和
(
なご
)
めるようにぽっかりと
光芒
(
こうぼう
)
爽
(
さや
)
けく昇天したものは、このわたりの水の深川本所屋敷町には情景ふさわしい、
十六夜
(
いざよい
)
の春月でした。
旗本退屈男:02 第二話 続旗本退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
いざよい(十六夜)の例文をもっと
(21作品)
見る
“いざよい”の意味
《名詞》
いざよい
【猶予:熟字訓】動詞「いざよう」の名詞化。進もうとしてためらうこと。
【十六夜:熟字訓】
(出典:Wiktionary)
検索の候補
いざよひ
じゅうろくや