“華美”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はで74.3%
はなやか8.1%
かび8.1%
きらびやか4.1%
うるわしき1.4%
きらび1.4%
くわび1.4%
はでやか1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
省三は不思議に思っての声のした方を見た。昨日の朝銚子で別れた女が婢の傍で笑って立っていた。女は華美明石を着ていた。
水郷異聞 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
ああ、その瀑布の轟き——華美邪魁な夢は、まさにいかなる理法をもってしても律し得ようのない、変畸狂態のきわみではないか。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
華美自堕落に馴れている新領土の民には、きょうまで、信長としては極めてぬるい政策をとって、徐々にらして行こうという方針でいたのである。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その真っ先に立ったのは、年も恥じず赤黄青のさも華美の色模様ある式服を纏った鬼王丸で、そのぎったら顔には得意の微笑が漂っている。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
汝わが審判を棄てんとするや、我を非としてを是とせんとするや、汝神の如き腕ありや、神の如き声にてきわたらんや、さらば汝威光尊重とをもて自ら飾り、栄光華美とをもて身に
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
袴下から袖へかけて石持模様を白く置いて黒羽二重に、朱色の下着、茶宇の袴に黄金づくりの大小を華美やかに帯び、小桜を抜いた淡緑の革足袋に、草履爪先もつつましく小腰をかがめました。
艶容万年若衆 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
立出で行列以前よりも華美ひて藤井左京赤川大膳供頭となりて來る程に途中の横町々々は大戸を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
花を飾りたる天蓋の下に、華美なる式の衣を着けて歩み來たるは、「カルヂナアレ」なり。さま/″\の宗派に屬する僧は、燃ゆる蝋燭を取りてこれに隨へり。