“きらびやか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
華美50.0%
絢爛33.3%
燦然16.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「処士の身分で華美きらびやかな振舞、世の縄墨を乱す者とあって、軽く追放重くて流罪、遁れおおすことはよもなるまい」
正雪の遺書 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
その真っ先に立ったのは、年も恥じず赤黄青のさも華美きらびやかの色模様ある式服を纏った鬼王丸で、そのあぶらぎったあから顔には得意の微笑が漂っている。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
この外種々さまざま色々の絢爛きらびやかなる中に立交たちまじらひては、宮のよそほひわづかに暁の星の光を保つに過ぎざれども
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
小露西亜の夏の日の夢心地と、その絢爛きらびやかさ! 鳩羽いろをした果しない蒼空が、エロチックな穹窿となつて大地の上に身をかがめ、眼に見えぬ腕に佳人を抱きしめながら、うつつをぬかしてまどろむかとも思はれる、静けさと酷熱の中に燃える日盛りの
彼女の屋敷はご料林の麓、酒井男爵の別墅べっしょから半町へだたった林の中にあった、それは瀟洒しょうしゃたるバンガロー式の小窓の多い建物で外見はむしろ貧しかったが内部の装飾の燦然きらびやかさは眼を驚かすばかりであると町の人達は云っていた。
温室の恋 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)