“誠”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まこと93.5%
せい2.8%
まことに2.8%
だに0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すなわち花はまこと美麗びれいで、つ趣味にんだ生殖器であって、動物のみにくい生殖器とは雲泥うんでいの差があり、とてもくらべものにはならない。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
「あのねこは、んじゃったよ。」と、ゆうちゃんが、いいました。せい一は、しろくろの、あわれなねこの姿すがたかんだのでした。
芽は伸びる (新字新仮名) / 小川未明(著)
今天下平均儀、まことに御忠節ゆゑ存候云云ぞんじそろうんぬん、御子孫永く疎略之儀有之間敷候これあるまじくそろと云ふ文句のある一札である。利章はこれを梶原平十郎景尚に渡して云つた。
栗山大膳 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
出様来でやうきやものや、伊祖いぞ大主おほぬし御万人おまんちようち頭取かしらどりちゆる者どやゆる、お万人のまぢりだに聞留ききとめれ、ムルチてる池に大蛇おほぢやとて、かぜらぬ、あめらぬ、屋蔵やぐらふきくづち、はる物作もづくり
ユタの歴史的研究 (新字新仮名) / 伊波普猷(著)