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だに
ふりがな文庫
“だに”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
谷
50.0%
蝨
15.4%
壁蝨
15.4%
駄荷
11.5%
牛蝨
3.8%
誠
3.8%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
谷
(逆引き)
平地なら装甲車はどんどん走れるが、ここはトロイ
谷
(
だに
)
である。道はでこぼこしている上、どっちへ走ってもすぐ
崖
(
がけ
)
につきあたりそうになる。
三十年後の世界
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
だに(谷)の例文をもっと
(13作品)
見る
蝨
(逆引き)
翁が検めみると獣の
蝨
(
だに
)
が五六ぴき
褌
(
はかま
)
の上から取り付いていた。猪の相撲場の土には親猪が蝨を落して行ったのだった。
富士
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
だに(蝨)の例文をもっと
(4作品)
見る
壁蝨
(逆引き)
頭はぞっとするような吹出物と
瘡蓋
(
クルート
)
に蔽われ、指の股には
壁蝨
(
だに
)
が食いこみ、腹のあたりにわずかに纒いついている衣服の名残には、虱と南京虫が布目も見えぬほどに這いまわっていた。
カストリ侯実録
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
だに(壁蝨)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
駄荷
(逆引き)
父さまが
入
(
はえ
)
り
口
(
ぐち
)
へ
駄荷
(
だに
)
い置いて気の利かねえ
馬方
(
むまかた
)
だって、
突転
(
つッころ
)
ばして
打転
(
ぶっころ
)
ばされたが、中々強い人で、話いしたところが父さまの気に入らねえば駄目だよ、アハー
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
だに(駄荷)の例文をもっと
(3作品)
見る
牛蝨
(逆引き)
翌朝になって光長は
己
(
じぶん
)
で庭へ出て見た。昨夜少年の角力をとっていたあたりに、一匹の黒蟻と
牛蝨
(
だに
)
が並んで死んでいた。
庭の怪
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
だに(牛蝨)の例文をもっと
(1作品)
見る
誠
(逆引き)
出様来
(
でやうきや
)
る
者
(
もの
)
や、
伊祖
(
いぞ
)
の
大主
(
おほぬし
)
の
御万人
(
おまんちよ
)
の
中
(
うち
)
に
頭取
(
かしらどり
)
聞
(
き
)
ちゆる者どやゆる、お万人のまぢり
誠
(
だに
)
よ
聞留
(
ききと
)
めれ、ムルチてる池に
大蛇
(
おほぢや
)
住
(
す
)
で
居
(
を
)
とて、
風
(
かぜ
)
の
根
(
ね
)
も
絶
(
て
)
らぬ、
雨
(
あめ
)
の
根
(
ね
)
も
絶
(
て
)
らぬ、
屋蔵
(
やぐら
)
吹
(
ふき
)
くづち、
原
(
はる
)
の
物作
(
もづくり
)
も
ユタの歴史的研究
(新字新仮名)
/
伊波普猷
(著)
だに(誠)の例文をもっと
(1作品)
見る
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